![]() 便利なことに,電圧,電流,有効電力,皮相電力,周波数,力率,積算電力量等がボタンで簡単に切り替え表示が可能。 サーバのアイドリング状態では 67W(ワット) なので 1日の電力量は最低で 24 x 0.067 = 1.608(kWh) 契約によって異なるが1kWh(キロ・ワット・アワー)あたり25円とすると,ひと月の電気代は 30 x 1.608 x 25 = 1,206(円) ということは,1,206 + α (円)掛かることになる。 今後,サーバを組むときに各パーツの消費電力も考える必要がありそう。 ちなみに,このサーバの力率は 0.73 と効率は? 消費電力 = 力率 X 皮相電力 皮相電力はよく電気機器にVA(ボルトアンペア)で表示されている。 家庭用電源は交流なので,電圧,電流はベクトルで表記され電力は有効電力と無効電力とで表される。この有効電力のことを通常消費電力と言っている。交流の場合は電圧(V)と電流(I)はある角度(位相θ)を持っているので, (通常,誘導型インピーダンスが多いので電圧に対して電流は位相θ遅れる。これを補償するためにコンデンサを入れてθを小さくすることもある。) VIcosθ が有効成分, VIsinθ が無効成分となる。 VI を皮相電力(VA), cosθ のことを力率(りきりつ)という。 ( -1 ≦ 力率 ≦ 1 ) 力率が1に近いほうが効率が良い。 雑談: cosθ を計算するには? テイラー展開というものを利用することによって比較的容易に計算が可能になる。 これをPHPでプログラムを組んでみた。nが大きくなると真値に近づいていくのが判る。 |